医師って不足してるの?

足りないのは医師ではなく、予算なんじゃないかという気はするが・・・

自分の業界の話をすると、IT業界は慢性的に人手が足りないと言われている。
だが、実際には腐るほど人手はある。ただ、クライアント側の予算が限られているので、仕事を割り当てられる先は限られている。故に余る人はけっこう出てくる。現場に入れる人数が限られているだけ。

予算が厳しいから、どの現場に行っても人手はギリギリで、残業残業でかつかつでやっているのは、この10年、全く変化はない気がする。

どの業界でも、効率化やら、IT化やら、自動化やら、アウトソーシングやら、海外への生産拠点の移転やらで、人手は余っているはず。余っているから、賃金の単価が上がってこない。

足りないのは人手ではなく、予算とか消費なのだろう。
健康保険の予算に税金を投入して、病院の窓口で支払う診察料は下げるようにし、それでいて病院に入る保険の点数は増えるようにすれば、患者の数が同じでも病院に入ってくる金は増えるので、医師や看護師の雇用に割り当てる予算も増え、余裕を持って要員を確保できるので、医療現場は大分楽になるだろう。

そのくらいのこと、特に医療業界にも、保険政策にも詳しくない自分でも分かるのだから、厚生労働省のキャリア官僚が考慮していないわけはない。
予算不足に起因する人手不足で医療現場が回らなくなってきているのを放置しているのには、政治的な意図があるのだろう。

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