【続】Windows Media Playerの罠

ひとしきりムカついたMicrosoft デジタル著作権管理 (DRM)だが、本来は映像や音楽には著作権があるべきものなので、コピーに制限がかけられるのはしかたないっちゃしかたない。しかしこれがエスカレートして、WordやExcelのファイルにもDRMが適用になったらエライことだと思った。

WordやExcelがDRMの対象になったら、職場PCから自宅PCへ、またその逆パターンのファイル移動は不可能になる。企業や官公庁からの個人情報漏れが少なくない今日この頃、情報漏洩防止のために、企業の側からマイクロソフトに、ぜひDRMをかけてくれと言い出すかも知れない。

そうなってくると、一つの企業の中でも、営業部と総務部とシステム開発部の間でファイルを受け渡しするだけでもライセンスの発行が必要になり、総務部に交通費の精算申請のExcelファイルを送っただけでライセンス作成が発生し、1ライセンスを作る度にライセンス発行権限を与えているマイクロソフトに
ライセンス発行料がチャリンチャリンと落ちていくことになるのではないだろうか?

ええ商売だなぁマイクロソフト。

しかしそこまでやってしまうと、ライセンスの発行権限を独占しているということで、独禁法がかけられるかも知れないが、おりしもアメリカの中間選挙では民主党が快勝して与野党が逆転した。

IT系企業と縁が深い民主党が与党となったことで、著作権ビジネスやライセンスビジネスは加速していく予感がする。
商用に使うファイルにいちいちライセンスがかけられることが不可避となった場合、アメリカ民主党は、マイクロソフトやオラクルといった特定のガリバー企業にライセンスを支配する権限を与えるのか、それとも独禁法を適用して、ライセンスビジネスをベンチャー企業でも運営できるようにして、広く薄く税収を得られるように持っていくのか? かなり気になるところだ。